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台詞に注目してみる

 登場人物
・ネギ博士
この記事を書いている人。
・わん太ちゃん
ネギ博士の脳内にいるラブラドール・レトリーバーのわんこ。

ネギ博士「前回に続き、文章の書き方に関する基本的なテクニックについて。
こういう基本的なテクニックってのは、覚えておかなくてはならない。包丁の使い方やフライパンの使い方が判っていない人間が料理を作れる訳がない。それと同じで、小説での文章の書き方がきちんとできていないと書き手の頭の中にいい内容の物語があっても読者に内容が伝わらない」
わん太ちゃん「わんわん(訳:何でも基本は大事だよね。で、今日は何について書くの?)」
ネギ博士「今回は台詞に関する話だ。台詞はキャラクターを表現するために必要なものの一つだ。こう書くと何だかすごく難しそうな事を書くように思えるけれど、そうじゃない。すごく単純な事について書くつもりだ」

◆台詞を書く上で最低限守らなければならないルール◆
ネギ博士「まず、前回の例文を見てみよう」

A「ボルシャック・大和・ドラゴンでW・ブレイクだ!」
 ドーン!!
A「シールド・トリガーはないようだな!ピーカプでとどめだ!」


ネギ博士「これは擬音語だけで攻撃を表現しているから駄目だ、という話だった。そして、描写を加えて修正したのがこちら」

A「ボルシャック・大和・ドラゴンでW・ブレイクだ!」
 Aの声を合図にボルシャック・大和・ドラゴンは大地を踏み台にして相手のシールドに向かって跳んだ。その場にいた誰もが瞬きをするよりも早く一枚のシールドがボルシャック・大和・ドラゴンの刀によって切り裂かれる。相手がそれに気付いてうめき声をあげた瞬間、二枚目のシールドに刀が突き立てられた。
相手は手元に来た最後のシールドを見て頭を抱えた。
A「シールド・トリガーはないようだな!ピーカプでとどめだ!」


わん太ちゃん「わんわん(訳:この直した文章でもまだ駄目だって言ってたよね。どこが悪いの?)」
ネギ博士「簡単な事さ。台詞の前に台詞を言っている人物の名前を入れるのが駄目なんだ。
これは、小説を書く上で守らなければならない最低限必要なルールらしい。小説を趣味にしている人にこういう表現を見せたら無茶苦茶叩かれるから注意が必要だ。私はあまり気にしていなかった(そういう書き方はしていなかったが、叩くほどの事でもないと思っていた)が、NGらしいと聞いた事がある。
デュエマの小説でこうやって書いている人は結構見かけるけれど、こういう表現をしている人はあまり文章がうまくない。現時点で、こういう書き方をしている人で文章がうまい人に出会った事はない
わん太ちゃん「わんわん(訳:でも、こうやった方が誰の台詞か判りやすいからいいんじゃないの?)」
ネギ博士「そこが大きな落とし穴だよ、わん太ちゃん。それじゃ、台詞の前に名前を入れないで誰の台詞か判ってもらうためにどういう表現をしたらいいか考えてみよう」

◆台詞だけでキャラクターを判ってもらう◆
ネギ博士「タイトルで答えが出てしまったが、台詞の言いまわしだけで誰が言っている台詞なのか判るようにするのがよい。このブログの記事だって、わん太ちゃんの台詞は「わんわん」で統一されているからわん太ちゃんの台詞だと判る」
わん太ちゃん「わんわん(訳:でも、小説だと色々な登場人物が出るでしょ?混乱しちゃうんじゃない?)」
ネギ博士「それを解決する方法は二つある。一つは、多くの登場人物を集め過ぎない事。色々な人がしゃべるから、似たような口調の人が出て混乱するんだ。二人とか三人とかなら、混乱しにくい。
もう一つは、キャラクターのしゃべり方を個性的にする事。変な語尾をつけるとか、特徴的な笑い方があるとか常に丁寧語とか、そういうしゃべり方に個性をつける事でキャラクターを理解してもらおう」
わん太ちゃん「わんわん(訳:しゃべり方の個性ってどういう風にやったらいいの?それに、そういうのやったらまたルールに反しているとか言われない?)」
ネギ博士「純文学とかやっている人なら、「しゃべり方で個性を」なんてやり方は気に入らないかもしれないけれど、DM小説書いている人はライトノベルっぽい感じにしたいと思っている人も結構いると思うからいいと思うよ。
実際に個性をつけるのにどうやったらいいかという具体的な話だけれど、説明するのが面倒だから例えを出すよ。まず、『時任』に出てくるメインの登場人物、時任、百瀬、熊本、文美の四人を思い浮かべて欲しい。
この四人が集まっても、しゃべり方が違うから誰が何を言っているのかは判るはずだ。時任は普通の標準語。百瀬は偉そうなしゃべり方。熊本は語尾に『ッス』をつけておけばいいし、文美は女の子らしいしゃべり方だ。難しい事はしていないけれど、これだけでしゃべり方に違いを作る事はできる」
わん太ちゃん「わんわん(訳:そっかー。しゃべり方で個性を出すのって難しい事じゃないんだね)」
ネギ博士「そうだよ。簡単な事なんだ。こうやって個性を出そうと考える事でキャラクターの人格というのもより深まっていくと思うんだ。台詞の前に名前入れるなんていう手抜きみたいなやり方では絶対に到達できないくらいいいものになるだろう」

◆おわりに◆
わん太ちゃん「わんわん(訳:今度こそ、おわりだね。お疲れ様!)」
ネギ博士「いいや、まだだ!今回の記事で小説の中で書く文章の半分しか解説していない。台詞とは逆にもう半分を形成する『地の文』についても次回でやっていくぞ!」
わん太ちゃん「わんわん(訳:それはいいけれど、次回、ちゃんと書くの?)」
ネギ博士「……」
わん太ちゃん「わんわん(訳:目を逸らさないで)」
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