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『デュエマのダイゴみ!』 舞台裏 その2

 登場人物
・ネギ博士
この記事を書いている人。ワンコとジェニーだったらワンコ派。
・わん太ちゃん
ネギ博士の脳内にいるラブラドール・レトリーバーのわんこ。

ネギ博士「それじゃ、『デュエマのダイゴみ!』の舞台裏について語ろう。今日は第一話の舞台裏について語る。書いていた時のメモとかプロットとかも載せとくよ」
わん太ちゃん「わんわん(訳:DM小説を書く人とか書きたいと思ってる人の参考になるといいね!)」
ネギ博士「参考になるかなぁ?一応、メモとかは残してあるけれど、この小説はほとんど悪ノリで書いているようなものだからね。そういうのを読んで書けるようになるものではないかも」

『デュエマのダイゴみ!』第一話はこちらです


◆第一話は簡単じゃない?◆
ネギ博士「どんなものでも第一話を書くのって結構大変なんだよ。この先、どう進めればいいのかこれで決まると言ってもいいね」
わん太ちゃん「わんわん(訳:進むべき道まで決まっちゃうなんて大変だ!)」
ネギ博士「キャラクターをどう書くかも手探りだし。設定の四割はここで完成するようなもん。とりあえず、書く前に作ったプロットを紹介するよ」

プロットその1
一話で、タダオが加盟。野球部と対戦。
野球部は部費を減らされた事を怒る。
ダイゴは、野球部の二年三年が後輩に対して無駄なしごきをやっていたのを見てそれをやめさせるために部費を減らした。
何度か、しごきをやめるように警告はしていた。
野球部「これは今まで続いて来た伝統だ。これで統率がとれて強くなるんだよ」
ダイゴ「意味がない行為をやらせたがる奴ほど伝統という言葉を持ち出したがる。俺を説き伏せたければ、まともな論をぶつけてみろ!」
ダイゴVS野球部部長
ダイゴ、3階から運動場まで飛び降りる。
ダイゴ「こんな事もできんのか。お前、本当に野球部か?」
決闘暴走領域、デュエマフィールド発動。戦闘開始。
短めでおバカにしたい。

プロットその2
一話 生徒会はほんのり塩味!
生徒会に持ち込まれた依頼を遂行。タダオの前で野球部相手にデュエル。
ダイゴとテツノスケメイン。テツノスケはデュエル中に『巨乳の彼女募集中!』というたすきをかける。
最終的に野球部の部長と副部長の後輩を鍛えたいという想いが伝わり、一件落着。

プロットその3
タダオ、生徒会へ。
野球部の部長、猿渡が予算の件で生徒会に乗り込む。
猿渡と副部長相手にダイゴとテツノスケがデュエマで対決。
対戦中、猿渡の熱いメッセージ。部員にそれが届いて猿渡は部長としての支持を得る。
それまで猿渡は部長としてのプレッシャーを感じていた。後輩達を強くするためにどうやって指導すればいいか判らずにいた。
だが、これで後輩達と打ち解けて部の結束が高まった。
そんな猿渡に「餞別だ」と言ってダイゴは部費(本来のものより多め)を渡すのだった。

プロットその4
入学式。平凡で退屈な三年間を送るだろうと考えるタダオ。生徒代表の挨拶でダイゴの姿を見て驚き、彼に興味を持つ。
入学式の後で生徒会室へ向かう。生徒会室の前で入るか迷っているとワンコに捕まり、中へ(ワンコ「こー見えても、お前より先輩だお。ワンコは二年生だお!」)
中でダイゴと遭遇。テツノスケ、書道をしていて「静かにしてくれないか。集中できない」と怒る。テツノスケ、書き終えて生徒会メンバーとタダオに評価を求める。
テツノスケが茶を入れて生徒会メンバーの自己紹介。そして、タダオの要件について聞く。タダオが興味だけで来たことを言おうとした時、ドアが開いて猿渡が入ってくる。
野球部の練習禁止と部費削減に怒った猿渡に対し、ダイゴは「部員に対しての態度を改めなければこうすると言ったはずだ」と取り合わない。ダイゴ、デュエマで決着をつけることを提案し、グラウンドへ。
聖決闘暴走領域(デュエマ・フィールド)を出して戦闘開始。
野球部側が敗北するが、猿渡の想いが部員に伝わり、和解。ダイゴは「餞別だ」と言って部費を渡す。
何かよく判らないがすごい。そう思ったタダオは生徒会に入ることを決意した。
しかし、パシリとして使われるので、自分の判断をすぐに後悔した(ワンコ「近くの弁当屋に行ってハンバーグ弁当10個買ってこいお」テツノスケ「コンビニ行って一番いいグラビアが載ってる週刊誌買ってこい」)
ダイゴ、「今日は俺のおごりだ。昼飯まだなんだろ?」と言ってワンコが持っていた塩カルビ弁当の一つを渡す。

わん太ちゃん「わんわん!(訳:同じようなのを4つも作ってる!)」
ネギ博士「それだけ迷ったということなんだ。とりあえず、タダオが生徒会室に向かう→生徒会のメンバーを紹介される→猿渡が来てトラブルに→デュエマで猿渡と対決して解決という大筋は変わっていない。ただ、いざ書き始めた段階で行き詰ってしまったんだな」
わん太ちゃん「わんわん(訳:そうなの?)」
ネギ博士「そうなの。上のプロットの通りにやって行き詰って没にしたプロローグがあるんだ。それがこれ」

第一話プロローグ没バージョン
四月某日。
都内の進学校、私立無双竜機学園高校の入学式の最中に一ノ瀬タダオは考えていた。
それはこれからも自分は平凡な人生が続くのだろうという、諦めにも似た想いだった。周囲の生徒達はこれから始まる高校生活に対して期待に胸を膨らませている。内心はどうか判らないが、タダオにはそう見える。
本来なら、今日から高校生となるタダオも期待に胸を膨らませてもいいはずだった。無双竜機学園に入学するために彼がした努力は並大抵のものではなく、合格発表の時には彼も喜んでいた。
しかし、いざ入学する時になって何故か冷めた考えが頭をよぎったのだ。これは彼の悪い癖である。
こんなことで大丈夫なのかと不安になりながら、壇上を見ていた。
「続きまして、生徒会長の挨拶です」
進行役の教師の声の後で一人の男子生徒が壇上に上がる。その少年が現れた時、生徒達がどよめいた。一瞬、遅れてタダオも壇上を見た。そして、自分の目を疑った。
壇上に立っているのは、波打つ長い銀髪の少年だった。そして、制服の上から赤いマントを羽織っている。どう見ても校則違反だ。だが、周囲の教師は注意しない。
「はじめまして、皆さん。私が生徒会長にしてこの無双竜機学園高校の生徒王、極神時(きょくしんじ)ダイゴです!」
壇上の男子生徒は自分のことを生徒会長だと言った。どう見ても普通の生徒ではないこの男が、生徒会長だと名乗ったのだ。
「極神時って、あの極神時か……?」
周囲の生徒の驚く声が聞こえる。タダオもその名前は知っていた。
極神寺グループ。日本人なら知らない者はないと言われるほどの有名な大企業だ。日本だけでなく世界でも五本の指に入るほどの大企業で、学生の就職したい会社のランキングの上位に入っている。
その極神寺グループを束ねるのが、総帥の極神寺ダイゴだ。
そんな彼がとんでもないことを言っていた。自分を『生徒王』だと言っているのだ。
「入学おめでとう。生徒王である私が君達の入学を祝ってあげましょう」
「なんなんだ、この人は……」

タダオはダイゴの言動に呆れるのと同時に興味も持っていた。この人物がいれば、自分は平凡で退屈な高校生活を送らなくても済むかもしれない。その目はさっきまでの死んだ魚のような目とは違い、若者らしい輝きに溢れていた。
ダイゴの近くにいたい。生徒会に入って、彼の近くにいよう。タダオはそう決めた。この後、間違った選択肢を選んだと何度も後悔する決断をしてしまったのだ。
これが、タダオと極神寺ダイゴのファーストコンタクトであり、彼らの暴走に付き合わされる運命への分岐点であった。

わん太ちゃん「わんわん(訳:プロットの通りだけど、実際に書いたのと随分違うね)」
ネギ博士「これだと、ダイゴのエキセントリックな部分が伝わりやすいが、長いし、だるい。ここで何故か、タダオが受け身過ぎて面白くないことに気付いた。ある意味、高校の男子生徒っぽいとは思うけれど、何か違うなって思ったんだよ。こいつ、絶対生徒会に入らないで卒業まで過ごすだろうって。そこですごく迷ったんだ。タダオは他のメンバーと違い、(基本的には)唯一の常識人でツッコミ役って考えていたから。悩んだ結果、ある文章をメモすることで打開した。それがこれだ」

タダオは(やる夫スレでいう)できる夫みたいな性格。

わん太ちゃん「わんわん!(訳:こんなのでいいの!?)」
ネギ博士「いいのいいの。お陰で『ただの真面目な常識人でツッコミ役』というキャラクターから、『真面目だけど少しずれたお馬鹿さん。でもツッコミ役』という感じにイメージを変えただけでタダオというキャラクターをすんなり書けるようになったのだ。だから、予告と第一話以降のタダオはある意味別人である」
わん太ちゃん「わんわん(訳:そうだったんだ)」
ネギ博士「あと、これから始めた書き方なんだけれど、プロットを真面目に書かないで思いついた台詞だけをどんどん書いてシーンのイメージを膨らませるってやり方を試している」
わん太ちゃん「わんわん(訳:どういうやり方なの?)」
ネギ博士「この話だと、タダオが生徒会室に来る→猿渡が生徒会室に来る→外に出てデュエマっていう流れで書くんだけれど、最初の『タダオが生徒会室に来る』シーンで詰まって書けなくなることもあるんだよ。だから、先に『猿渡が生徒会室に来る』シーンの一部の会話だけ書いたりデュエマのシーンの会話だけ書いたり、とにかく書きやすい会話の部分をほんの少しだけ先に書いてイメージを鮮明にしておいたんだ。これの詳しいやり方はいずれ解説したい。これのメモを残していないから解説が難しいんだよね」
わん太ちゃん「わんわん(訳:一部の会話だけ先に書いておいたんだ。そこに、後で地の文を足したり、台詞を足したりしたんだね)」
ネギ博士「そういうこと。そんな訳だから『デュエマのダイゴみ!』はどの話もまともにプロットは書いていない。書いたとしても数行だ。ほとんど頭の中で考えている。書いている最中にこうした方が面白いと思ったことはその都度メモしているよ」
わん太ちゃん「わんわん(訳:ところで、プロットと実際の話とでは話の進み方が違うよね。プロットだとダイゴが猿渡を認めるみたいになったけれど、実際に書いた話だと猿渡が自分のやり方を反省するよね)」
ネギ博士「ダイゴが古いタイプの人間だったら猿渡を認めるってやり方でいいと思ったけれど、新しいタイプでトップの経営者だから今の猿渡のやり方を認めるようなことはしないだろう。そう考えたんだ。後は悪ノリと成り行きね。最初はダイゴが「せっかくだから野球部廃部にしよう」なんて台詞を言う予定なんてなかった。書いている内に猿渡の方が主役っぽいな~とか思ったから、ダイゴには徹底的に悪役っぽくふるまってもらったんだ」

◆ゲストキャラクターを見てみよう◆
ネギ博士「メインのゲストキャラクターはみんな個性的な奴にしたつもりだよ。猿渡の設定メモはこれだ」

・猿渡(仮)
野球部の部長。どことなく、ゴリラに似た顔をしている。後輩いびりが好き。
後輩いびりも彼らを強くしたいという親心からのものだった。後に誤解が解ける(一話)。
再登場時はゴリラに制服を取られているため、ジャージで登場。マンガやラノベではないのだから、予備の制服などはない。
野球をしたいという想いで聖決闘暴走領域(デュエマ・フィールド)を出す。

ネギ博士「最初期の設定は一行目の奴。ああ、この時点ではただの後輩いびりが好きな奴にするつもりだったんだな」
わん太ちゃん「わんわん(訳:忘れてたの?)」
ネギ博士「こういうのはメモしないと忘れる。この時点でゴリラが猿渡の振りをして来るっていう話は決まっていた。だから、この男の存在は五話の伏線とも言える。ゴリラっぽい野球部部長にしたのは地獄甲子園の野球部部長のイメージがあったせい。ゴリラということで猿渡という苗字に決定した」
わん太ちゃん「わんわん!(訳:安直だよ!)」
ネギ博士「名前はまだない」
わん太ちゃん「わんわん!(訳:他の人はほとんど下の名前もあるのに、猿渡だけないなんてひどい!)」
ネギ博士「出す予定がなかったからね。最後の一行は一話を書いている途中か、直前に書いたものだと思うよ」

◆サブタイトルについて◆
ネギ博士「この小説のサブタイトルはできるだけ味とか味覚とか食べ物、飲み物に関係するようなサブタイにしようと思ったんだ。一話は結構簡単に決まった。だけど、『塩味』をどこで出すかはかなり悩んだね。よく見たら結局出していない気もするけれど気にしない」
わん太ちゃん「わんわん!(訳:気にしてよ!)」

◆次回予告について◆
わん太ちゃん「わんわん(訳:本編がギャグなのに、次回予告は真面目ぶっているよね。何で?)」
ネギ博士「ギャップに戸惑ってもらおうと思ったんだ。あと、DM小説って予告書いても予告通りに行かないことがあって「嘘をつきたいと思ったわけじゃないんだけれど、嘘予告になってしまった」ってことがあったんだ。だから、開き直って「最初から嘘予告にしてやろう」と思って書いた。嘘予告のつもりなんだけれど、ちゃんと次回の内容は伝えているから嘘予告になってないんだよね。サブタイは全部嘘だけど」
わん太ちゃん「わんわん(訳:変な方向に突き抜けてるなぁ……)」

◆おわりに◆
ネギ博士「一話は大体、一万五千文字くらいだった。最近はこれくらいの長さがデフォルトになってるな」
わん太ちゃん「わんわん(訳:そうだね。二万文字近くになることもあるよね)」
ネギ博士「さて、次回は主人公にとっては因縁の相手が登場!実はこれが一話になる予定だった!?激動の第二話舞台裏!次回を待て!」
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